ISBN:4048735292 単行本 貴志 祐介 角川書店 2004/04/21 ¥1,680
○評価;C+○
◆レビュー♪◆
久しぶりに出た貴志祐介の小説。ミステリーです。彼の今までの作品同様、ものすごく色々と調べつくして書かれている。
全体としてはまあまあかな。部分部分はかなり面白い所が多々。
物語の全体は、高層ビルの最上階で起こった密室完全犯罪を解いていくといった感じ。途中で視点が犯人の方へ移るが、これは青の炎の流れを受け継いでるのかな??
貴志祐介の小説には、読んでて、この先どうなるのかが気になってしまって、ついつい読み続けてしまう、そんなスピード感があると思う。黒い家や青の炎もそうだったし、この作品もそうである。個人的なマイナスポイントは、
・トリックがイマイチ
・犯人の動機がやや不自然
・犯人の人格を補うためのフォローが、さらに作品を不安定にしてる
そんな感じ。貴志祐介の作品としては、他のがずっと面白かったかなぁと思うが、世間一般のその辺の作家の作品に比べたら、ずっとずっと面白いと思うので、興味のある方は是非読むことをオススメします。貴志さんには、またホラー小説を書いてもらいたいです。
○評価;C+○
◆レビュー♪◆
久しぶりに出た貴志祐介の小説。ミステリーです。彼の今までの作品同様、ものすごく色々と調べつくして書かれている。
全体としてはまあまあかな。部分部分はかなり面白い所が多々。
物語の全体は、高層ビルの最上階で起こった密室完全犯罪を解いていくといった感じ。途中で視点が犯人の方へ移るが、これは青の炎の流れを受け継いでるのかな??
貴志祐介の小説には、読んでて、この先どうなるのかが気になってしまって、ついつい読み続けてしまう、そんなスピード感があると思う。黒い家や青の炎もそうだったし、この作品もそうである。個人的なマイナスポイントは、
・トリックがイマイチ
・犯人の動機がやや不自然
・犯人の人格を補うためのフォローが、さらに作品を不安定にしてる
そんな感じ。貴志祐介の作品としては、他のがずっと面白かったかなぁと思うが、世間一般のその辺の作家の作品に比べたら、ずっとずっと面白いと思うので、興味のある方は是非読むことをオススメします。貴志さんには、またホラー小説を書いてもらいたいです。
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