ISBN:4101307016 文庫 宮本 輝 新潮社 1983/01 ¥380
○評価;C○
◆レビュー♪◆
「画面は全体に暗色なのに、表面というより底の方から、どこからともなく一種の明りがうかびあがってくるような絵にぶつかることがある。」解説の初めには、そう書かれている。確かにその通りで、この文章を読んでしまうと、まさにそうとしか言いようがないので、これでレビューとさせてもらいます。
全部で4編の話が入った短編集なのだが、表題作の幻の光はなかなか良かった。評価はもう少し高くてもいいかなって感じだが、まぁ、上
に書いてある通り、ちょっと暗いし。(と言っても、暗さを感じさせない暗さであるのだが。例えると、前方に光の見えて来たトンネルって感じかな。もう幸せはそこにあるのだけど、でも、といった…。)どの話も、他人の生き様(もう死んでる他人が多かったが)を、理解しよう理解しようとして、でも結局分からないといった作品が多く、またしても人生というものを考えさせられる作品でした。
○評価;C○
◆レビュー♪◆
「画面は全体に暗色なのに、表面というより底の方から、どこからともなく一種の明りがうかびあがってくるような絵にぶつかることがある。」解説の初めには、そう書かれている。確かにその通りで、この文章を読んでしまうと、まさにそうとしか言いようがないので、これでレビューとさせてもらいます。
全部で4編の話が入った短編集なのだが、表題作の幻の光はなかなか良かった。評価はもう少し高くてもいいかなって感じだが、まぁ、上
に書いてある通り、ちょっと暗いし。(と言っても、暗さを感じさせない暗さであるのだが。例えると、前方に光の見えて来たトンネルって感じかな。もう幸せはそこにあるのだけど、でも、といった…。)どの話も、他人の生き様(もう死んでる他人が多かったが)を、理解しよう理解しようとして、でも結局分からないといった作品が多く、またしても人生というものを考えさせられる作品でした。
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