象と耳鳴り 

2004年10月8日 読書
ISBN:4396330901 文庫 恩田 陸 祥伝社 2003/02 ¥590

評価;A

あらすじ
全部で12話の話が入った本格ミステリ短編集。全て、関根多佳雄という抜群の推理力を持つ引退した検事か、またも抜群の推理力を持つ彼の子供が主人公である。主人公達のキャラクターにも好感が持てる上、内容も文句なしに面白い。

レビュー♪
とにかく面白くて洗練されている。最初の2話くらいは個人的にはイマイチだが、5話目からは全て秀逸の一言。最終話の「魔術師」は恩田陸っぽくていいです。都市伝説とかそういうの好きなので。
あと、お気に入りは「海にゐるのは人魚ではない」と「待合室の冒険」。
それにしても、これだけの短編集は探してもなかなか見つからないだろうなぁ。

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