ISBN:410401303X 単行本 小川 洋子 新潮社 2003/08/28 ¥1,575
○評価;C+○
◆作品の紹介(Amazomより、多分)◆
1990年の芥川賞受賞以来、1作ごとに確実に、その独自の世界観を築き上げてきた小川洋子。事故で記憶力を失った老数学者と、彼の世話をすることとなった母子とのふれあいを描いた本書は、そのひとつの到達点ともいえる作品である。現実との接点があいまいで、幻想的な登場人物を配す作風はそのままであるが、これまで著者の作品に潜んでい…
◆レビュー♪◆去年本屋大賞取った作品。恩田陸にはまった(恩田陸の夜のピクニックは今年度本屋大賞)知り合いが貸して下さいました。
「家政婦をやってる主人公が派遣されたのは一風変わった数学者の家で、その数学者(博士)と主人公、そして主人公の触れ合いを描いた」という感じでこれといったストーリーっぽいストーリーはない。でも、数学の面白さとかを思い出させてくれる。今数学をやっている人もやり終えてしまった人にもオススメ。あと、野球見るの好きでタイガース好きで江夏好きな人とか10年くらい前の阪神を懐かしみたい人にもオススメ。
心温まるお話+数学の良さ+阪神〜!というのを独特のタッチでうまく物語として紡ぎ上げたという感じでしょうか。こういうのもなかなか。
○評価;C+○
◆作品の紹介(Amazomより、多分)◆
1990年の芥川賞受賞以来、1作ごとに確実に、その独自の世界観を築き上げてきた小川洋子。事故で記憶力を失った老数学者と、彼の世話をすることとなった母子とのふれあいを描いた本書は、そのひとつの到達点ともいえる作品である。現実との接点があいまいで、幻想的な登場人物を配す作風はそのままであるが、これまで著者の作品に潜んでい…
◆レビュー♪◆去年本屋大賞取った作品。恩田陸にはまった(恩田陸の夜のピクニックは今年度本屋大賞)知り合いが貸して下さいました。
「家政婦をやってる主人公が派遣されたのは一風変わった数学者の家で、その数学者(博士)と主人公、そして主人公の触れ合いを描いた」という感じでこれといったストーリーっぽいストーリーはない。でも、数学の面白さとかを思い出させてくれる。今数学をやっている人もやり終えてしまった人にもオススメ。あと、野球見るの好きでタイガース好きで江夏好きな人とか10年くらい前の阪神を懐かしみたい人にもオススメ。
心温まるお話+数学の良さ+阪神〜!というのを独特のタッチでうまく物語として紡ぎ上げたという感じでしょうか。こういうのもなかなか。
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