ここ何年か、自殺者は年間3万人越え。
交通事故の4倍死んでいるらしい。

最近では、一緒に自殺する人を募集するサイトが問題になったりとか、まぁ、一種の社会現象なんだと思う。ブームってやつ?そんなんじゃダメに決まってるけど。自殺はダメ。

 じゃぁなんで自殺はダメなの?これって説明できない人多いと思う。もちろん両親にもらった命だからとか、周りに迷惑かかるからとか、そんなありきたりな答えじゃ自殺願望者が納得するわけがない。で、そういう説明できない人たちに自殺は理解できないし止められない。そして、↑の法律を作っている人たちもきっとそんな人。ちなみに僕もどっちかというと説明できない側の人間だと思う。イヤなことはすぐ忘れるノー天気人間だし、人生楽しいし。だいたい辛いことあったらすぐ逃げます(笑)

 自殺って聞くと、そんなに苦しいのなら、人生やめる前に、仕事とか全部やめてみればいいのにって思う。自殺する人っていういのは、きっと自ら選択肢をせばめているのだと思う。そして世界に登場人物は自分一人だけ。で、どんどんせばめてせばめて、最後には自分の居場所もなくなって・・・。問題なのはこの負のフィードバック。マイナスがマイナスを呼んで、視野がどんどん狭くなっていく。
 恩田陸の本に書いてあったけど、ヨーロッパでは鬱病と自殺者が非常に多いらしい。何故か?答えは夜が長いから。人間って夜が長いと滅入っちゃうもんみたいですね。これって、もしかしたら上で書いたことと一緒なのかも。夜って暗いから自分しか見えない。もしかしたら自分も見えない。
 自殺は自分勝手な行為だとかよく言うけど、そりゃそうだと思う。なんせ、自分以外が見えていないんだもの。だから、自殺者がどうこうってまず言うよりは、周りがサポートする、周りがサポートできるような社会を作らないといけないんだよね。
自殺したくなる思考のメカニズムを、全ての人に理解してもらって、みんなで視野を広げていくような。
 そういう意味では、↑の法律は悪くないのかも知れない。まず、鬱病をなくすことだね。鬱を直すのでなく、鬱にならない環境作りを目指す。まずはここから。

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